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Vol.15 梅雨の過ごし方

6月に入り、今年もまた梅雨の季節がやって来ました。
この時期になると、なんとなく身体の調子が良くないと感じる方はいらっしゃいませんか?実は、体調の変化が表れやすい時期です。この時期のだるさや疲れを溜めたままにしていると、暑い夏が来る頃にはさらに身体がバテてしまっているかもしれません。
今回は、梅雨の過ごし方についてご紹介いたします。

なぜ梅雨は、体調の変化が表れやすいの?

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「雨になると、昔のキズが痛む」など、天気の変化と関係して体調の変化を訴える人がいます。
梅雨時期に起こりやすい体調の変化には
・気分が憂鬱になる
・身体がだるい、疲れやすい
・風邪を引きやすくなる
・頭痛や関節痛、食欲不振など
以上のような身体の不調を訴える人が増えてきます。

天気によって体調の変化を感じるのは不思議な感じがしますが、
気圧、温度、湿度の変化は体調に大きく関係しています。人の身体は、気象の変化に対して調整機能を発揮しますが、その調整能力が不充分な場合には、いろいろな心身変化が起こり、これが病気にまで進行してしまうことがあります。そうした病気を「気象病」といいます。症状の差はありますが、誰にでも当てはまる病気だと言えます。
気象病には、気管支喘息、神経痛、リュウマチ、頭痛、胆石、血栓などさまざまな病気が関係しています。

心身の調子を崩してしまう前に、上手に体調管理をおこないましょう。

梅雨を元気に乗り切る過ごし方は?

●羽織る物を1枚持って出かけよう!
毎朝、出かける前に天気予報をチェックしましょう。今日の天気を見ることはもちろんですが、最低気温と最高気温のチェックも忘れずに。一日の気温差が大きいほど、身体に不調が出やすくなります。昼間は暑いくらいでも、夜になると気温がグッと下がる日も多いので、羽織る物を1枚持って出かけることもポイントです。

●お風呂にゆっくり浸かろう!
気温が高まるにつれ、ついついシャワーだけで済ませてしまいがちですが、湯船に浸かってゆっくり半身浴をしましょう。
一日中エアコンの効いた部屋で過ごしていると、血行が悪くなり汗をかきにくくなります。お風呂に入って、汗をかくことで汗腺の働きが良くなります。上手に汗をかくことができれば、熱を身体に溜めこみにくくなり、身体の不調を防ぐことにもつながります。

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●しっかり睡眠をとりましょう!
質の良い睡眠が効果的です。太陽の光を浴びて、起床のリズムを作り、体内時計をリセットしましょう。起きる時間は休日であっても一定にすることが、身体のリズムを整えるには効果的です。

●規則正しい生活を心がけよう!
食生活の乱れ、睡眠不足、運動不足、ストレスなどによる自律神経の乱れが体調を崩す原因です。過ごしにくい梅雨の時期こそ意識して規則正しい生活を心がけましょう。

梅雨のアレルギー対策!!

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梅雨時期は湿度などの影響で、ダニ・カビの繁殖が盛んになり、アトピーなどにも悪影響!
気圧や温度差の影響で気管支喘息も起こりやすくなります。
こまめな掃除と除湿が大切です。また、晴れた日には家の換気などを行いましょう。

また、東洋医学では梅雨時期の身体の不調は、湿邪(しつじゃ)が原因と考えらえているそうです。湿邪とは、湿気の多い時に身体に悪影響を及ぼすことが多い邪気のことで、身体の余分な水分の停滞が不調につながることもあるのです。

これを防ぐためにも、適度な運動をしたり、ゆっくりお風呂に入って汗をかくことが重要になります。

梅雨が明ければ、夏はすぐそこです!!
身体に不調が出やすいこの時期こそ生活習慣を見直して、梅雨を元気に乗り切りましょう。

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